木好房 あかつ 赤津 隆
江戸時代の仕様を再現した
稀少価値の高い『船だんす』
■いわき船箪笥  100万円〜(税別)
■時代箪笥  60万円〜(税別)
■テーブル類 30万円〜(税別)
 木目の美しいケヤキを素材に漆塗りで仕上げ、引き出しには桐材を使用し、装飾的な金具で飾る。重厚で独特な美しさを持つ『船だんす』は、江戸時代の中期から末期にかけて、商人の船旅に使われた千石船の金庫箱だったという。いわきではただ一人、全国でも数名しかいない船だんす職人赤津隆氏が約4カ月を要して製作される船だんすは、当時と同じ材料・工法で作られている。金具類や釘は山形の金具職人の手で作られ、漆塗りも専門の職人の手により施されている。腕利きの職人の技が集結した貴重な一品だ。
木好房 あかつ 赤津 隆
いわき市田人町旅人字下坪55-1
0246-64-7587 

いわき遠野和紙 瀬谷安男
昔ながらの製法で作る 伝統のいわき和紙
■いわき和紙(椿) 700円
■いわき和紙(加寿入り)60cm×90cm 700円
 清らかな水の流れを利用し、古くから和紙作りが盛んに行われた遠野町。かつては江戸の市場にも「岩城和紙」としてその名が宣伝されたほどだが、現在では瀬谷家ただ一軒がその伝統を受け継いでいる。和紙作りは楮(こうぞ)の生産に始まり、楮はぎ〜煮沸〜打解〜すきあげ〜紙干し、と細かい工程に分かれ、全行程には80〜90時間を要するという。販売は2月〜3月末のみとなる。
いわき遠野和紙 瀬谷安男
福島県いわき市遠野町深山田字小石平5
0246-89-3620

いわき染額工房 平子 忠
やすらぎを与えるいわき染額『四季花彩』
■いわき染額(四季花彩) 1,000円〜1,500円(税別)
■いわき絵凧 900円〜1,200円(税別)
■絵はがき(5枚入り) 1組500円(税別)

■いわき染額(四季花彩) 約W19センチ×H13センチ
■いわき絵凧 W10センチ×H14.5センチ
■絵はがき(5枚入り) W10センチ×H15センチ
 染額とは、『無線友染』と呼ばれる、着物の手描きの技法で描かれた布絵を額装したものだ。染額職人の平子さんは27歳の時、きもの絵師・倉下哲臣氏に師事。10年修業を積んだ後、いわきに戻り独立した。無線友染の美しさを多くの人に知って欲しいとの思いから、高額な着物以外の『染額』を思い付いた。遠野和紙に描く『いわき絵凧』は、正月飾りや室内インテリア、初節句の贈り物にも好評。
いわき染額工房 平子 忠
福島県いわき市常磐湯本町高倉98-34
0246-44-6474

いわき天狗 影山涼石
力強い眼差しで 天・人・地を見守る天狗
■すだれ額付いわき天狗 20,000円(税込)
■いわき天狗(小) 8,000円(税込)
■からす天狗(小) 5,000円(税込)

すだれ額付いわき天狗
大天狗1個=縦30cm×横22cm、からす天狗2個=縦27cm×横20cm
すだれ額=縦45cm×横90cm
※いわき天狗(小)とからす天狗(小)はすだれ額付いわき天狗と同サイズ
 カッと見開いた目と、半開きの口、独特の表情を見せる「いわき天狗」は先代が天狗沢と呼ばれる場所で不思議な老人に会い、奉納のために行った植林を誉められたという話から生まれた。火除けの神様である天狗を中心に、火難避け・盗難避けのからす天狗を両脇に配置することで家内安全を願い、また天変地異が起きないようにと天狗の裏面には「天人地」の文字が書き込まれている。
いわき天狗 影山涼石
福島県いわき市好間町北好間字山崎72
0246-36-3047

伝統こけし 佐藤誠孝
素朴で美しい 弥治郎系 誠型伝統こけし
●パフ入れ・楓使用
(こけし2体・ダルマ・えじこ・コマ入り)12,000円
●お雛様・楓使用(台付)大・11,500円 中・9,200円 小6,000円
●大野栄治型 8寸こけし・楓使用(24センチ)3,800円
*木の種類により値段に違いがありますのでお問い合わせ下さい。
*自然ロウ仕上げのため、濡れた手や汗ばんだ手で触ると色落ちしますのでご注意下さい。
 つぶらな瞳と赤いほっぺ、微笑んでいるような口元が心温まる表情を見せる『弥治郎系・誠型伝統こけし』。250年もの歴史があるこの弥治郎系伝統こけしは、頭に二重三重のロクロ線が描かれ、まるでベレー帽をちょこんとのせた様な可憐な姿をしている。このこけしの制作者・佐藤誠孝氏が父親でありこけし作りの師匠でもある佐藤誠氏の後を継いで26年になる。みちのくこけし祭りでは、通産省業大臣賞を受賞した腕利きの工人だ。
伝統こけし 佐藤誠孝
福島県いわき市平塩字徳房内92-3
0246-22-0246
ホームページ
http://village.infoweb.ne.jp/kikoubou/home.htm