丘の上に佇むフレンチの店〈ベルクール〉。 この店でオーナー兼シェフを務めるのが、萩春朋さんだ。19才でフランスに留学し、〈ビバレー〉や〈アランシャペル〉といった本場の名店で修行し、フレンチの腕を磨いた。帰国後、22才という若さで〈レストラン ベルクール〉をオープン。2年後には店舗を拡大し、本格フランス料理店としてその地位を確立した。 昨年3月から、ランチタイムに洋食を始めた。「子どもでも食べられるような料理を提供したい」という思いからだ。「とろぷる半熟オムライス」は、今やランチタイムの定番となりつつある。 今後は「フレンチという枠にとどまらない、楽しい雰囲気のお店をもう一軒つくりたい。大きな夢ですけど」と笑顔で語ってくれた。
東京の調理師学校で料理を学び、19才でフランスに留学。名店で修行を積み、帰国。東京でさらに修行後、22才で内郷に〈レストラン ベルクール〉をオープン。昨年11月、店名を〈丘の上のベルクール〉に。
―シェフとは寡黙な仕事である。ワンプレートにこめるこだわりや情熱。それを判断するのは客の舌のみだ。そんなシビアな世界に生きるシェフにお話を伺った。
入口の丸いトンネルが特徴的な地中海料理店〈ラ・パセオ〉。オープンは5年ほど前になる。 若きシェフの蛭田さんは、フレンチレストランで経験を積み、隣の姉妹店〈エル・トマ〉のコックを経て、この店のシェフとなった。 お昼の人気メニュー「ラ・マンチャドリア」は蛭田さん考案の一品。一番の特徴は、真ん中に仕込まれた卵。食べすすめていくと、アツアツのチーズの下から、半熟になったオレンジ色の黄身がとろっと顔を出し、バターライスやホワイトソースと絶妙にからみあう。「来た人が美味しいものを食べて楽しい気分になれるような料理を提供したいです」と笑顔が弾むシェフ。その柔軟な発想から、今後どんなメニューが生み出されるのか、とても楽しみだ。
1979年いわき市生まれ。調理師免許を取得後、ホテルのフレンチレストランを経ていわきの地中海料理店「エル・トマ」のコックに。姉妹店「ラ・パセオ」オープニングに立ち会い、同店シェフとして、現在、厨房で腕を振るう。